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探偵の独り言

泣き寝入りしてはダメ。勝つための離婚調停

突然ですが想像してみてください。あなたは結婚していて子供もいます。日々仕事に追われ大変なこともありますが、平凡な毎日を過ごしていました。そんな時、配偶者の浮気に気づいたらどんな気持ちになるでしょうか。

はじめは不倫という事実が受け入れられなくて実感がわかないかもしれませんが、裏切られたという悲しみ、怒り、今まで共に過ごした時間は何だったのかという虚無感、そしてこれからの未来に対する不安…色んな感情がひしめき合って、涙が出てくるかもしれません。

しかし、泣いている場合ではありません。やることは山のようにあります。ひとしきり泣いたら涙を拭いて立ち上がりましょう。今日は配偶者に不倫をされた時、どう立ち回ればいいかを解説します。

まず冒頭でお伝えしたいのは、『絶対に感情的にならない』ということです。

これはすごく大事です。同時に、すごく難しいことでもあります。しかし、これから様々なやることがあります。感情的になっている場合ではないのです。また、感情的になってしまうと相手を直接問い詰めてしまったり、勝つために必要な行動をとれなかったりします。

では、まず初めに何をやる必要があるのでしょうか。

一番にやらなければならない事、それは『証拠集め』です。

ミッション①:情報収集

不倫に気付く経緯はいろいろあります。できる事からやっていきましょう。しかし、バレない事が大事なので無理をしないという事を大前提に進めていきます。まず相手のスマホの中身をチェックします。スマホの中からは色々出てきます。密会の約束(場所や日時)が把握できれば完璧です。また、不倫相手が一人とは限りません。LINE、通話履歴、ショートメール、漏れなく確認してください。出会い系のアプリがあるかもしれません。

このスマホをいつチェックするのか?スマホを見るのは相手が完全に寝ているであろう2時3時がお勧めです。スマホを開いて証拠を見つけたら、すぐさま画面を自分の携帯で撮っておきましょう。スマホの見方については、熟睡している配偶者の親指を指紋認識させるか、普段からロック解除の指の動きをみてパスコードを判別するというケースが多いようです。

それから、常に相手の行動をチェックします。仕事で遅くなったら帰宅時間をメモする。奥さんの不倫の場合、不倫相手に合わせて趣味や趣向が変わりやすいので、何か変化はないか?と注意して観察すると違和感や不自然な動きに気づくと思います。

ミッション②:カバンの中身をチェックしましょう

相手の仕事用のカバンからも面白いものが出てくる可能性があります。不倫相手からの手紙、ラブホテルのメンバーズカード、借金の明細、性病の薬、などなど。

また、相手の財布に入っているクレジットカード、キャッシュカード、保険証や免許証など、こういった重要なカードも把握して残しておくと後々役に立つ可能性があります。特にキャッシュカードは、こちらに知らされていない口座を持っている可能性もあり、いざ離婚して財産分与することになった時に相手の財産隠しを防ぐことができます。

ミッション③:金目の物を移動させましょう

一通り相手の身辺をチェックしたら、次は家の中にある金目の物を避難させます。ご自身の実家など相手が簡単に入れないところがいいですね。通帳、証券、家の権利書、思い出の高級アクセサリーなどなど。後日、離婚協議に入ったときに避難させた財産はきっちり分けることになるのですが、避難させておくことでこちらが主導権を持てますし、とにかく今は相手が信用できない状態なので、一旦相手から遠ざけるほうが無難です。

ミッション④:探偵に依頼しましょう

ここまでスマホやカバンの中身をチェックして証拠を集めましたが、これらはあくまでも状況証拠にすぎません。どれだけラブラブな不倫相手とのLINEのトーク画面を発見したとしても、裁判で有効な決定的な証拠にはならないのです。なので、有効な証拠をプロに依頼して確実にとっておこうという事ですね。

もしかしたら、配偶者相手に探偵を雇うことに抵抗がある方もいるかもしれません。身内を疑ってコソコソ調査するなんて…違います!コソコソしているのは配偶者の方なのです。調査料金を相手に負担させる際にも裁判所はこう言っています「秘密裏に浮気しているため調査が必要不可欠だった」と。

今はとにかく自分の身を守るために行動あるのみです。離婚するにしてもしないにしても、裁判で有効な証拠を押さえることは、後々あなたの人生の選択肢を増やすことになります。離婚の気持ちが固まっていなくても、すぐに調査をして証拠を押さえましょう。

ミッション⑤:今まで通り過ごしましょう

ここまで来たら調査を成功させるために相手を泳がせる必要があります。何も気づいてないフリをして、今まで通り過ごすのです。これが一番難しくて辛いのです。

先ほど、証拠をつかむまでは絶対に相手に直接問い詰めないでくださいと言いましたが、それをしてしまうと、警戒心が強まり、証拠隠滅や、不貞相手との密会の取りやめ等、証拠集めが難航してしまいます。勝てるものが勝てなくなってしまいます。

ただ、浮気している人と今まで通り笑顔で過ごすのは本当に地獄です。多くの依頼者さんが、食事ものどを通らず、睡眠も一切できず、1日1キロづつ体重が落ちていったなどの話を耳にします。調査を進めていくうちにわかってくる真実とともに感情的になってしまうから、いかに平静を装っていつも通り過ごせるか、このスキルはとても重要で必須です。こういった時に女性の強さが出ます。男性の場合は我慢できずに奥さんに詰め寄ってしまう事がよくあります。証拠がない限り、どんなに詰め寄ってもしらをきられて逆キレされて終わりです。不貞をする側は、びっくりするくらいの明らかな嘘でも平気で主張してきます。とにかく頑張って自分の感情を押し殺してください。

さて、ここまで『5つのミッション』について話してきましたが、もう一つ注意点があります。

それは、誰にもこのことを相談しない事です。特に相手側、配偶者の親や兄弟や友達に相談するようなことは絶対にやめてください。普段、仲が悪そうに見えても血のつながりは強いです。いざという時に味方になるのが身内です。誰かに話したい気持ちをグッとこらえて証拠が取れるのをとにかく待ちましょう。

次に大事なのが『探偵の選び方』についてです

まさか自分の人生において探偵に依頼する日が来るとは…と思った方がほとんどです。まず探偵といってもピンキリです。なぜかというと警察に届出を出すだけで探偵になれるからです。正直、調査費用をぼったくりして大した調査もせずに「証拠取れませんでした」とかいう探偵もいます。なので、腕の良い探偵の見極め方をここではご紹介したいと思います。

探偵社は業法や警察の指示によって犯罪行為につながる調査をしてはいけない事になっています。なので、それを見極めるため必ず相談を面談で受ける事なります。その面談で機転が利く人なのか?依頼に対してどういう調査プラン立てるのか?いかに短時間で証拠を取るのか?そういった事を見極めてみてください。

見極めのポイントとしては3つあります。

まず1つめ 地元の人かどうか

地元の人だと地理に詳しいので尾行などの調査で生かされます。また突然の密会にも対応できるため臨機応変に動くことができます。関東や関西の探偵を雇ってしまうと、こちらまで来る交通費などがいちいち調査費用に追加されてしまうので高額になってしまいます。これは実際にあった話ですが、他県の探偵なのに地元の探偵社と偽って契約し、取れるはずの証拠も取れていないのに150万の調査費用を請求された方もいます。まず、地元に所在地がある探偵事務所に出向いて見積りをとってみてください。

つぎに2つめ 提示されたプランが合理的かどうか

正直、探偵の調査費用というのは弁護士費用などと同様に言い値です。形あるものを売り買いするわけではないので対価や値段が分りづらいです。ただし、相場というものはあるのでプランと金額のバランスを見て検討しましょう。非合理的なプランの場合、実をいうと探偵社は儲かります。ダラダラと時間だけかかってしまうようなプランを勧めてくる探偵社はやめておきましょう。

勘違いが多い部分として、1時間あたりの値段なのか、調査員の人数1人あたり値段なのか、人が増えても1時間あたりの金額が増えないところがお勧めです。1時間8000円と安い値段をうたっていても「調査に4人使ったので1時間32000円です」と言われたら困りますよね?

最後に3つめですが、機転の利く探偵かどうか

ここの判断は難しいですが、こちらの言ったことに対してどう反応するかで判断しましょう。機転の利く探偵なら、調査の過程で新たな情報が分かったり、状況が変わったりしても臨機応変な対応が出来、証拠以外にも副産物として親権が取れたり、慰謝料が簡単に取れる流れになったり、相手の弱みが掴める場合もあります。例えば、浮気調査中に飲酒運転を発見した場合、どういう対応をするのか?など判断の分れ目はたくさんあります。こういった場合、機転を利かせれば先ほど言ったように親権が取れたりもします。このように他の業種に比べて、選んだ業者によって大きく結果が変わるのが探偵の業界です。

実際に証拠が取れたら、ここからは『離婚調停』

信頼を裏切られ、苦しい思いを耐えながら探偵を雇って証拠をとりました。さあ、今からやられた分だけやり返しましょう。

まず離婚するとなった場合、必ず慰謝料や養育費などのお金の話になります。相手がこちらの要求した金額をすんなり払ってくれれば示談で解決なのですが、なかなかそうはいかないので、家庭裁判所に行って『調停の申し立て』をしてください。

日本は調停主義の国なので、いきなり裁判にはなりません。裁判をする前に必ず調停という話し合いの場が設けられます。この調停で折り合いがつかなかった場合に裁判に移行します。裁判に移行するのは非常にまれで、実際に裁判離婚というのは全体の約5%と言われています。残りの95%が調停の段階で決着がつく協議離婚となります。
では、離婚調停で勝つということはどういうことでしょうか。それは、こちらが要求する離婚条件に限りなく近づけるということです。そのためには証拠が絶対に必要です。

次に勝つためのコツですが、運や演技も多少なりとも必要だという事です。調停は調停員と言われる人が立ち会います。この人は調停をまとめるのが役割なので、ハズレにあたるとまとめることばかり優先してこちらが劣勢になってしまうこともあります。なので、運要素も多少あるのと、調停員も人間なのでこちらの訴えをさめざめと泣いて伝えると同情を引くこともできます。
相手方弁護士から取って付けたような言い訳や筋の通らない反論をされても、感情的になって調停員に八つ当たりしてはいけません。あくまでも事実関係を客観的かつ端的に調停員に伝えましょう。とはいうものの感情的にならないのは難しいです。相手側の理不尽な主張にイライラします。

そして、最後にもう一つお伝えしたいことは

裁判所で争うことになったからといって絶対に弁護士を雇う必要はありません。なぜかというと、弁護士費用って思っているよりずっと高いのです。こちらが確固たる証拠を持っている場合、弁護士無しでも勝てます。

実際、私も弁護士なしで調停して、こちらが要求した条件を通すことに成功した民事案件はいくつもあります。

私たちはテレビやドラマで敏腕弁護士の活躍が頭に刷り込まれています。そんな状態で弁護士事務所の門をたたくと非常に危険です。弁護士といえども、紛争解決できる人なのかそうでないのか、本当にピンキリです。ただ資格を持っているだけで、人を説得する事も納得させる事もできない、示談交渉も出来ない弁護士はたくさんいます。例えば、確固たる証拠があり、相場程度の300万円の慰謝料請求をしたいのに、150万円しか取れずに弁護士費用を100万円払った。これだと意味がないですよね?

もう戦うための武器は持っているのです。あなたはもう戦えます。善悪の区別もついています、悪い事をしたのは相手です。今はスマホやインターネットもありますから、法的な知識は誰でも得る事が出来ます。調停という話し合い程度の法律知識ならインターネット検索でも十分です。もつれにもつれて前例の少ない揉め事や、こちらが劣勢になってはじめて弁護士を頼るというのもありだと思います。いきなり弁護士に依頼する必要は全くありません。

ただ、調停や裁判は水物なので、100%勝てるというものではありません。ご参考程度にお願いいたします。

最後に

最後に一つだけ、今独身の方、お子さんがいる方に。それは、結婚前に相手の素性を調査することです。結婚式に50万円、100万円、200万円とお金をかける方多いと思います。結婚式を挙げることで夫婦が円満になり将来が幸せになる保障なんて全くありません。そこに多額のお金をかけるより、30~50万円払って相手の本当の姿を調べたほうが後々絶対いいと思うのです。結婚前から女がいたとか愛人と同時進行のまま結婚に至ったとかいうケースは多いです。それが数年後に離婚問題として浮上してきます。数年後というと、お子さんが2~3歳で戸建住宅も購入して間もないという時期です。絶対に問題ごとは避けて通りたい時期です。調査して何もなければそれがベスト。この危険を避けて通れるのですから。

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